レオナール サンローゼ赤坂店 tel : 03-3239-0848
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メゾンの創始者のひとり、ダニエル・トリブィヤール(Daniel Tribouillard 1935年パリ生まれ)が今もブランドを統帥するレオナール社は、生地メーカーとして1958年に設立されました。以来半世紀以上にわたり、“世界で最も美しいプリント”と評されるレオナールは、トリブィヤールの美意識と時代を予見するその判断力で世界中の人々を魅了し続けてきました。
手描きのデッサンをシルクスクリーンの技法でプリントとして再現するという手法は、卓越した匠の技と惜しまず費やされる多くの時間によって誕生します。“アート作品をドレスに変身させる”、この服づくりの姿勢に“Fully Fashioned”という評価が与えられたのも当然と言えるでしょう。
近年は、現代の女性たちに評価されるフォルムとシルエットを作り上げるべく、気鋭のデザイナー、ヴェロニク・ルロワを起用するなど、より華やかに、よりグローバルに、世界の女性たちに、とりわけトリブィヤールが魅了されたアジアの女性たちに愛されていくことでしょう。
レオナールのパターンにしばしば登場する蘭、ブランドを率いるトリブィヤールは世界各地を旅する中で出会ったこの花の美しさを、『アジア原産のこの花の美しさは気高さと静けさにある』と評しています。気高さ、静けさ、ヨーロッパの厳格な美学の系譜にありながら、アジアのたおやかな優しさを体現する蘭はこれからもレオナールのアイコンとして君臨し続けることでしょう。
プリントの原画は水彩画で描かれます。この絵柄を元に、熟達した職人たちがアイテム別にアクセントとなるモチーフの配置やカラーバリエーションを検討します。
プリントを完成させるためのシルクスクリーンはレオナールの色彩の秘密。オリジナル原画(水彩画)の風合いを出すべく色数を絞り込み、刷り色を決定してゆきますが、
用いられるスクリーンは色数に比例するため、10枚から30枚を数えることもあります。
紙にペイントされた絵柄をシルクスクリーンに落とし込む作業では、色数つまりスクリーン数と同数のトレースが必要になります。
墨で描いたフィルムを暗室でシルクスクリーンに転写してゆきます。
完成したスクリーンが工場に送られ、職人たちの手によって一色一色載せられてゆきます。手作業のため、一日で40センチ、1レーンで一反しかできないことも。
アイテムのスタイルに合わせ、効果的な使い方を考えるパターン作りとアイテムを考慮し、型の取り方を指示する型入れ作業は本社のアトリエで行われます。
仕上がったプリント生地を裁断、縫製。こうしてレオナールのプレタポルテが完成します。